伊井小学校 学校評価 令和4年度
1. 教育目標の達成度
主体的な学びの推進
- 成果: 児童・教職員・保護者ともに、授業に主体的に取り組んだと感じており、全体的に高い評価を得ています。特にICTの活用が授業の理解を深めるうえで効果的であったと報告されています。
- 課題: 家庭での自主学習に取り組む児童の割合がやや低く、継続的な読書習慣の育成が課題とされました。
改善策・向上策
- 授業の中で、知的好奇心を引き出す工夫や、他の教科での話し合い活動の実践を強化。
- 自主学習や読書指導に対しても、具体的な取組みを強化し、家庭学習との連携を推進。
2. いじめ・不登校の防止
- 成果: 挨拶や親切な行動に対して、児童・保護者からも高い評価があり、いじめ防止や不登校の対策がうまく機能しています。
- 課題: 学級内での学力差や、家庭での読書習慣に対しての意識向上が必要とされています。
改善策・向上策
- 思いやりの心の育成に向けた指導を継続し、縦割り活動や道徳の時間を通じて、さらに児童間の交流を深める。
3. 安全教育と生活習慣の指導
- 成果: 「早寝・早起き・朝ごはん」などの生活習慣の定着については、児童・保護者からも高い評価が得られています。また、学校では感染症対策や交通安全教育に対しても効果的な指導が行われています。
- 課題: ゲームやインターネットの利用に関するルールの徹底や、運動習慣の定着において、さらなる改善が求められています。
改善策・向上策
- 家庭との連携を強化し、生活習慣や体力向上に向けた取組みを促進。普段の体育の授業に加え、長距離走や持久力を高める活動を取り入れる計画です。
4. 地域との連携とふるさと学習
- 成果: 地域の教育資源や人材を活用した教育活動において、児童・保護者ともに高い満足度が示されました。特にSDGsに関する学習活動が好評です。
- 課題: 防犯意識やライフラインが遮断された場合の危機管理意識の向上に課題が残ります。
改善策・向上策
- SDGsをテーマにした学習活動を継続し、地域の良さを再認識できるような教育活動を推進。さらに、学校行事やホームページ、ブログなどを通じて、日々の活動状況を保護者に発信し、地域との連携を深めていく。